友田恭子(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学卒業後渡欧、研鑽を積む。ヴィオッティ・ヴァルセシア国際コンクールで入賞の他、ヴィオッティ・G. B.
国際コンクール、マルサラ国際コンクールでもディプロムを授与される。ソロ、室内楽、オーケストラとの共演、南ドイツラジオ放送出演などヨーロッパ各地で演奏活動を展開。1992年帰国。日本では、東京を始め、大阪、神戸、青森などでもソロリサイタルを開き、又ペレグリーニ弦楽四重奏団やザグレブ・ソロイスツとの共演など活発な活動を行っている。また93年から始めた姉、笠原純子とのピアノデュオはスイスとドイツに招かれ、”実力派デュオ”と絶賛された。2004年、2010年の東京でのデュオリサイタルは「ショパン」誌、または「音楽の友」誌で年間ベストテンに選ばれている。最近ではモーツァルトの作品を集中して取り上げ、コンサートと並行してCD録音も行っている。特に2007年に行ったオールモーツァルトプログラムでのソロリサイタルは音楽雑誌で高い評価を受け、「音楽の友」誌年間ベストテンに名を連ねた。NHK「FMリサイタル」「名曲リサイタル」に出演。これまでにソロアルバム「シューマン&シューベルト」「ハイドン
4つのピアノ・ソナタ アンダンテと変奏曲」「モーツァルト ピアノ・ソナタ集」「モーツァルト ピアノ・ソナタ集 Vol.2」「モーツァルト ピアノ・ソナタ集 Vol.3」「モーツァルト ピアノ・ソナタ集
Vol.4」、デュオアルバム「ピアノ・デュオ・リサイタル」「水野修孝〜ミューズの時」のCDをリリース。ハイドンのCDは、ムジカノーヴァ誌にて邦人のハイドン演奏としてのベストディスクに、「モーツァルト ピアノ・ソナタ集 Vol.2」「同 Vol.3」は「レコード芸術」誌にて特選盤に選ばれた。